「里親詐欺」を未然に防ぐため、諸々の厳しい譲渡条件が設けられている側面があります。
猫をお届けに、里親様のご自宅へ直接に伺うことが安全策となるのではないかと私は考えています。
譲渡会などでも「当日、猫を持ち帰れません」としているのは、最後まで責任を持って引き渡したいということだと思います。
20年前までは、猫を貰ってくれる人へ去勢費用や交通費を元親側が支払っていました。
「子猫あげます!」と電柱に張り紙時代ですね。
この時に金銭を受理したら、猫を捨ててしまうという騙りが横行しました。
当初は、その轍を踏まぬようダイレクトに届けるようになったのだと考えていたのですが。
「里親詐欺」は虐待だけではなく、動物実験・毛皮輸出など転売目的でも行われます。
実際に電話やメールで連絡が取れず、訪ねて行ったら、里親様は所在していなかったという例もあります。
里親サイトを閲覧していると、保護猫ではなく「飼い猫を事情があり手放さなくてはならない」募集情報に、“ 自宅で引き取り ”or“ 最寄り駅でお渡し ”となっているのをよく目にします。
おそらく突然の入院&引越し、または別れが辛いなど切迫した事情がお有りかと思います。
しかし猫さんが、今後どのような環境で過ごしていくかを確認するのも大切なこと、果たすべき役目ではないかと (>人<;)
遠方まで届けるのが難しい場合は、条件に「1時間圏内希望」と提示したり、飼い主さんがご病気で訪問が出来ないのでしたら、お近くのボランティアや猫好きの知人にご相談してはいかがでしょう。
「預かって」「里親様探して」ほど敷居は高くないので、ご協力して頂けると思いますよ。
画像は飼育放棄で保護のゴローくん。
耳カット有りなので、2度は遺棄されていると思われ...エイズキャリアでもありました
が、アッと驚く玉の輿に乗りましたとサッ♪
(ノ≧∀≦)ノ
【 ねこてん 】
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ねこてん
~ 全ての猫は天使である ~
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