ナナちゃんが教えてくれたこと

ナナちゃんは捨てられるまで、すごく可愛がられていたと思うのです。
ご飯の催促をしません、猫じゃらしで上手に遊びます。
そして毎日ブラッシングしないと毛玉が出来てしまう毛質。

お外へ独り放たれて、怖いし寒いしお腹は減るし...でも、ずっと我慢をして待っていたのだと思います。
飼い主が迎えに来てくれ、お家に戻れることを、焦がれていたのでしょう。

新しいお父さん&お母さんに愛され「願いが叶った!」と万感胸に迫ったのかもしれません。
人や環境は変わっていても、優しく呼びかけられたり大切に撫でられる感じで、愛情を思い出し満足をして、亡くなったのだと思います。
人間に対して一途な子でした。 

ナナちゃんを知る前は「子供が猫アレルギーになった」「急な転勤で連れていけない」と里親様募集される猫たちに対して、遺棄や保健所へ持ち込むより賢明な選択だと、良縁を願っておりました。

今は、共に過ごしてきた家族と別れなければならない猫の憂苦を想い「なんとかならないのかしら」と胸を締めつけられます。

ナナちゃんが教えてくれました...一緒に暮らす家族は猫にとって、かけがいのない大切な存在で、離れなければならないのは辛く悲しい不幸なことなのだと。
     【 ねこてん 】
http://www.nekoten2015.com/

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ねこてん

~ 全ての猫は天使である ~