ペットショップで買ってしまいました...

その若い男性は、杉本彩さん著作
「それでも命を買いますか」のサイン会で、悲しげな表情で問いかけたそうです。

「僕はペットショップで買ってしまいました。どうしたらいいんでしょう。」
┈┈┈ 杉本彩さんからのメッセージ ┈┈┈

生体展示販売のペットショップだらけの市場では、ペットショップで買った人はたくさんいらっしゃるはずです。
それしか動物と暮らす手段を知らなければ、仕方ないことです。

ペットショップで買った子でも、その子を大切に育てている方が罪悪感を抱く必要はありません。
愛情深い飼い主さんには敬意を表しますし、心から共感します。

私は、そんなやさしい方だからこそ、ペット業界の真実を知ってほしいと思うのです。
そして、動物たちの命について、一緒に考えていただきたいのです。 

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現在ペットを飼われているご家庭の約8割は、生体販売店からです。

おそらく生体販売を利用された方は、この書籍は手に取らないのではないかなと思います。
愛する心に水を差されるような、気が咎めるような...。

この男性は動物が大好きで、共に暮らしている子は、かけがえの無い存在なのだと察せられます。 
大切がゆえに、ヒストリーを知っておきたいと考えられたのでしょう。

動物に対して、純粋で真摯に向き合う人ほど傷つかれたり、後悔されたりするのかもしれませんね。

でも事実を知り受け止め、目の前いる子の命の尊さに思いを馳せることで、より一層、愛おしさが深く強くなると私は思います。
ペット業界独自の流通システムが明らかになったのは、ごく最近のこと。
パピーミル・ペットオークション・引き取り屋...全て闇市場ですので、なかなか情報が開示されません。

ようやく一昨年、杉本彩さんより、そして「NHK クローズアップ現在」の発信で、白日の下へ晒されました。

ペットショップは、国が認めている商売で1兆円産業。
業界の利権を守りたいと考える「抵抗勢力」が存在します。

今まで愛護団体が「悪質な業者を排除」「生体展示販売禁止」と意見を唱えても門前払い。
その実態は「動物愛護法」ではなく「ペット業者愛護法」になっている始末です。
この既得権益の壁へ、初めて真正面から切り込んだのが杉本彩さんです。
ご本人は声に出していませんが、相当の圧力、また芸能界での仕事へ制約はあるだろうと思います。

動物たちの命を守るべく戦うジャンヌ・ダルクといったところでしょうか。
全力で支持し支援をしていきたいと思っています (*´˘`*)ノ フレーフレーッ彩さん!


  【 ねこてん 】
http://www.nekoten2015.com

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ねこてん

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