アニマルホーダーという病気

〇アニマルホーダーって?

札幌であった1DKに100匹以上など、キャパシティを超えた過剰多頭飼育者、異常なアニマルコレクターを「ホーダー」といいます。
 
「多頭崩壊」は、 ホーダーの無秩序な飼い方による繁殖の末に飼育不可能となる現象です。
民間ボランティアでのレスキューは、この事案がトリアージタグでは赤、最優先となります。
〇ナゼ緊急事態なの?

動物たちはネグレクトされているからです。
食事や給水はおろか衛生&健康管理もされません。

犬だったら散歩にも連れて行って貰えず、猫はキャリーケースがズラリ積み重ねられ、その中だけで生活を強いられていた事件もありました。
つまり、劣悪な環境というだけではなく、動物たちは生死の瀬戸際にいるわけです。

近隣住民から悪臭の通報があり、発覚する場合がほとんど。
その時には、糞尿の垂れ流し+餌不足+病気+餓死+共食い+害虫などが発生し、言葉には表せない惨状となっています。
〇偏執や収集癖の性格から?

実は、生育歴やトラウマからなどから、動物を集めることに依存をする心の病。 
世話は仕切れない、フードも購入出来ない、グッタリしている子がいて困っている...でも、決して手放そうとはしません。

本人に自覚がなく、治療方法も確立されていません。
アニマルホーダーの再発率は、ほぼ100%だそうです。
動物を救うと同時に、ホーダーのケアも必要であるデリケートな案件なのです。
〇届かない動物たちの叫び!

たとえ発見が早く、愛護団体が救いの手を差し伸べても払い退けられます。
助けを求めている、 命の危機に瀕している動物たちがいても、私たちは為す術がありません。
警察や保健所には強制力がありません。

動物は飼い主の財産であり、許可なく保護した場合は、コチラが「窃盗」の罪に問われます。
飼い主が財産放棄、すなわち「飼育放棄」をしてから、ようやく動物たちは地獄から脱出が叶うのです。
多頭飼育の苦情件数は、全国で年間およそ 1,800 件。 
トラブルは増加の一途をたどり、対応が追いつかなくなっています。
■ クローズアップ現代
ネコに家が壊される
~広がるペット多頭飼育崩壊~

この件数の内には、ホーダーに囚われ「お腹すいたよー!ノドが乾いたよー!」と、朦朧とした意識の中でSOS を発信している動物たちがいます。

しかしながら、愛護団体・ボランティア・役所・保健所・獣医師・警察は手出しできません。
ホーダーの子は、現状「見殺し」になっています。
命あるうちに救出するためには「アニマルポリス配備」が急務なのだと私は考えます。
「動物虐待に対する厳罰化とアニマルポリス設置」署名運動へご協力をお願い致します ฅ(ΦωΦ

★ ↓ をClick!Webよりご署名して頂けます
  ♪(ΦωΦ)人(ΦωΦ)♪2月10日(土)まで★

この機を逃すと、また5年待たなくてはなりません。
どうか動物たちの代わりに声を上げて下さい!
m(*_ _)m

  【 ねこてん 】
http://www.nekoten2015.com

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~ 全ての猫は天使である ~